私の息子の事を記事にすると?
ブログを読んでいたただいている皆様には関心が湧かないかもしれません。
息子どの・・・親元から離れて遠くで高校へ通っています。
高校へ入学してからの一か月も経たないところから、様子がおかしかったのです。
どうも学校で授業についていけないようでした。息子どのは有名人を輩出した
私学の特別進学コースに通っているのですが、勉強はすこぶる調子が悪いようで
バットを振れば三振ばっかりの様子です。不調なんですよね・・・不発です。
期末試験が終わってみれば、数教科赤点(追試)数教科基準点未満(補習)
これじゃね。ダメでしょ?臥薪嘗胆の決意はどうしたんだ?
息子どのと話をする為に、時間を作ってもらいました。
日曜日の朝6時から、午後3時まで。
勿論、教育コンサルタントとしてではなく、親として真摯に息子どのに
向かい合いました。
息子どの、学校での居場所がなかったようで(イヂメ?)クラスでの疎外感を
強く感じていたそうです。
勉強にも身が入らなかったと言っていました。(成績が悪いことを隠すため?)
こんな時、敏腕教育コンサルタントなら何を言うんだろうかと考えながら
しばらくの間、黙って息子どのを見つめていました。
息子どのが口を開いたのは、一時間後でした。
私、思わず涙で、目の前のものがすべて見えなくなるほどでした。
私が、親として息子どのにやってあげられたことは、一緒に泣く事でした。
でもこれって何も解決しません。
(敏腕の教育コンサルタントなら泣きません・・・普通の親ですから泣きます)
私は、息子どのと長い時間をかけて、小高い山へ登る事を決めて、
自宅でおにぎりを調達してリュックに詰め込んで麓まで歩くことを決めました。
山の頂上へ上がって、息子どのはようやく、口を開いてくれました。
一緒の時間を過ごして、なんとなく頑張れるような気がしたと・・・。
心配かけてごめんねだそうです。
その言葉が息子どのの口からでてきたことに安堵しました。
教育コンサルタントという仕事を持っていながら、親を息子どのの前で演じなければ
ならない心のアンバランスさを誰が癒してくれんでしょうかね?
頑張れ自分。息子どのの前では、ひとりの親としてね。
教育コンサルタントにもできないことってあるんですよね・・・。
勉強になります。ありがとう息子どの。
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