岩手山山頂から

岩手山山頂から
岩手山山頂から焼き走り溶岩流を望む。山って、自分の心にエネルギーをいつも与えてくれるから好きです。

2021年7月22日木曜日

あなた!「問題文をよく読んでないよね?」・・・問題を読まない子供

算数・数学の試験で、どうしても文章題に手が付かない子供をもつお父さん

お母さんっていますよね?すごく悩んでいると思います。 


 普通・・・親の世代(私も含めますが)は、文章題なんだから、問題文

を読んで回答するの当たり前!って思っています。しかし、子どもたちの

中には問題文を一切理解していない状態で問題を解こうとしている場合が

以外に多いのです。(びっくりしますけどねぇ)

 どうして、問題文を読んでいないかという事に気がついたかというと、

子供に問題を提示してから、じーっと子供を観察して見ていました。

問題が目の前に与えられた瞬間から、数字だけを追いかけて、いきなり

計算式を考え出すんです。私だって問題文を読み解いてる途中なのに計算が

始まっているのですから、もはや問題文なんて読んでいないのがまるわかり

でしょ?問題文に視線を落とすのは、単なる儀式ですね「邪教の黒ミサ」。

子供の思考は、間違いなく「これは・・・多分~~算だ!」というもの

でしょうね。数字だけ拾っているのですから、”あってずっぽ” になります。

 何をそんなに急ぐのかはわからないけど、常に先! 先! 先!って

サバンナで肉食獣(ライオン)に追われている草食獣(トムソンガゼル)の

ように子供が見えるんです。先へ先へと急いで読み進めると正解に導く

条件やヒントなどを必ず見落としてしまうんです。

 問題をよく読まない子供たちというのは、往往にして成績を伸ばせない

子供たちです。このような子供たちに私はあとから話を聞いてみるんです。

問題を解いている時の気分は?「こんな嫌なことがいつまで続くんだ?、

急げば嫌なことが目の前から消える・・・」とこんな感じだそうです。

これが常態化してしまい・・・毎日の勉強の中で、答えを単純に書き写す

「コピペ」または「スタップのクオリティー」で嫌なことをやり過ごす

という事になります。

 問題文を読まないってことがどれだけ重篤な症状を作り上げるのか?

ご理解いただけましたか???

 問題文を読まないお子さんをお持ちのお父さん、お母さん、もしかしたら

うちの子も?って思ったら、遠慮なくコメントしてみてください。

解決方法をご提案できるかもしれません。


 

 

 

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