岩手山山頂から

岩手山山頂から
岩手山山頂から焼き走り溶岩流を望む。山って、自分の心にエネルギーをいつも与えてくれるから好きです。

2021年7月21日水曜日

要保護児童の学習の習熟と定着・・・まだまだ絵に描いた餅

 児童福祉云々と厚生労働省が躍起になって吠える昨今

厚生労働省が言う児童の福祉にもたれた学習習熟と学習定着に関しては

まだまだ・・・道半ばというところだと私は感じています。

児童相談所を介入させる形で、子供たちの福祉の充実を謳うが現実問題

子供たちへ充分な学習機会が 与えられているかと言えば与えられていません。

 厚生労働省は、まず最初に量の拡充を図ろうとして、児童措置単価表に

教育費の一部分として、学習塾に通うための通塾費用を支弁するよう区分を

設定しました。しかし、この学習塾に通わせるようにと考えた方法は良かった

わけですが、児童が措置されている児童養護施設等々がこの費用区分を

使おうとしなかったわけです。理由はきになりますよね?・・・。

 児童養護施設に措置されている児童すべてが、塾通いできるんな一般の

家庭より恵まれている話なんですが、施設の治安維持のために子供を

できるだけ外に出したくないとの思惑から通塾する児童の数は思ったより

伸びなかったのが現状です。通塾しないわけですから・・・成績なんか

伸びるわけないんです。児童養護施設等からの高校進学率は伸びますが、

その後の大学や専門学校への進学率は超低空飛行をずーっと続けています。

だからこそ、塾の質を問われる形にだんだんとなってきました。

 どこの思惑なのかはわかりませんが、塾通いを推奨している状態に

あっても、今度は学習塾が子供を使ったラクチンビジネスにシフトする

ようになるわけです・・・。よく耳にする話です(本当かどうかは謎?)

塾生をたくさん一度に受けたいと思う、学習塾が地域の児童養護施設へ鼻薬

を嗅がせて・・・一手に子供を獲得するパターンがあるらしいです。

塾は、授業なんてほとんどしないでしょうし、プリント配って”ハイオシマイ”

これで毎月高い月謝を得ることができるわけですから・・・ボロイ!

私もやってみたい(笑い!)塾の利益から、児童養護施設へ寄付という形で

Rが発生するわけですよね・・・一部分は、施設長へ?

ちなみに、この話の場合・・・学習塾費は国民の皆さんが収めた税金の

一部分ですよ。学習塾費 って言ってみても上限ありませんから(制度上)

こんな話なんですもん・・・要保護児童の学習の習熟、定着なんて

絵に描いた餅にしかならないですよね・・・。

私の懇意にしている友人が良く言うんですよ・・・

福祉を盾にした金が動くことを「福祉喰い」と呼ぶそうです。

これって、どこの地域ってことじゃなく、全国での話ですよ。


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