中学三年生一学期数学の最難関(平方根)は、受験で避けては通れない。
私の指導する中学三年生は、数学が得意だと言うが、基礎はガタガタで得意と
自慢できるレベルではありません。
小学校の頃に珠算塾に通ってたという事で、計算は早いのだが・・・
基礎的な解法に対する知識量が圧倒的に不足している。その中で、平方根
が目の前に立ちはだかっている今としては、「四苦八苦」というのが現状でしょう。
平方根の計算は、
1 加法・減法はルートの中の数字が同じじゃないと計算できない。
2 乗法はルートの中の数字が違っても計算できる。
3 除法は、ルートの有理化が考え方として必要。
これが平方根を理解させるための障害になっているそもそもの原因です。
文字式というのを一年生でやっているはずですが、文字式を正しく理解
出来ていないとこれらが障害になって残ったままという事になります。
平方根を文字式として考えましょう。
1’ a+bを考えてみましょう。計算するとa+bのままですよね?
1’’ a-bを考えてみましょう。計算するとa-bのままですよね?
2' axbを考えてみましょう。計算するとabになりますよね?
3 √a/bを考えてみましょう。計算すると√a / √bになるので、
分母をを有理化する事になります。分母√b , 分子√aに対して
√bをそれぞかけます(乗法)すると√ab / bになる。これを有理化
と言います。
数学的なものの考え方は、結果としてどの数字が文字に代入されても
考え方が成り立つという一般式で解法する事です。これが、身につかないと
数学地獄から抜け出せなくなります。
弱ったなぁ・・・なんて思う子供たち、お父さん、お母さんたちがたくさん
いるのではないでしょうか?
根本的な解決方法は、基礎力の再構築にあります。
子供たちの困った、弱ってるという部分が確認できましたら、
即座に分析を行ってほしいと思います。
もしも・・・分析が無理っというなら、一度ご相談ください。
一刻でも早くわからない地獄から抜け出したと思うのは誰でも同じです。
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